アナウンス音 少なめの世界に身をおいて

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先日、大阪・関西万博に行きました。開幕前から、テレビのニュースで各パピリオンなどの紹介が連日されていて、わくわくした気持ちで、行ってきました。

万博に行ってみて、一番私が印象に残っているのは、音でした。アナウンスの音が少ないということです。日頃、電車、スーパーなどよく行く場所では、アナウンスがしきりにあって、耳が落ち着かない状態であるけれど、仕方なく行くところなので、目的のことを考えて行動しています。

万博会場は、真新しいパビリオンの建物が並んでいて、大げさなアナウンスの声や大きなボリュームの音楽は少なめな気がしました。聴覚より視覚中心の世界で、来場者の会話のざわざわ音や、歩く音が主に聞こえてました。それが私にとっては、不思議な世界に思えました。いくつかのパビリオンでイベントステージでの司会者の声や音楽があったぐらいでした。あからさまな集客行動は必要ないですし、アナウンスが不要なのかなと思いました。スマホですべて事足りると、音楽、集客のためのビラやティッシュ配りが不要で、環境にもやさしいのかもしれません。

会場内あちこちにベンチがあり、私もそうですが、みなさん休みながら、次どこいくとか、話し合いながら移動していました。

パビリオンをたくさん見れたわけではないですが、大屋根リングを歩いたり、パビリオン通りを歩いて、各国の建物を見るだけでも、楽しかったです。それぞれ国の特徴をだしていて、興味深いものでした。一カ所に数多くの国が参加して、大きなものを作り上げるには、国々および、日本の建設に関わる業者さんのご苦労の賜物であると感じました。いのち輝く未来社会のデザインについて、「建物」にそれを感じたかもしれません。

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