言葉や目に見えるものから、判断すること

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第27回参議院議員通常選挙 、これが本日投票日の選挙の正しい名称のようです。第一回は1947年、78年前に行われたとのことです。1945年に日本で女性の投票権が認められ、1946年の選挙から女性が投票できるようになりました。去年は朝ドラ「虎に翼」を見ていたので、政治参加、社会参加などの情報が身近に入ってきていましたが、ドラマが終わると、私の意識も遠のきます。

現在では、SNSなどの選挙活動が身近になってきましたが、マスメディアなどが発達する前(私の祖父母時代)は地縁、人とのつながりが強くあって、所属する社会から影響を受けて候補を選ぶ傾向があったのかと、下の表からみてとれます。(ChatGPTより)

🔸視点別に見る変化のまとめ

視点初期(1947)現在(2025)
媒体街頭・新聞・ラジオSNS・動画・ネットニュース
訴え方名前の連呼・地縁政策重視・共感発信
支持獲得後援会・団体個人・共感・拡散力
投票者男性中心(当時)若者・女性・無党派層重視
運動の制限戸別訪問禁止など厳格ネット利用は広がるが、公平性の課題も

💡まとめ

初期は「対面・地縁・名前連呼」中心だったのが、今では「SNS・共感・政策訴求・双方向性」へと進化しています。

今回の選挙にあたり、政見放送や選挙公報だけでは、その人の考えや方向性は詳細にわからないから、候補者や政党のサイトをみたりしました。私は教育のことにとても関心があるので、テーマを絞って見ましたが、言葉、情報から、自分の同意できる人、党を選ぶ作業が大変に思えました。100%信頼できるかどうか怪しいけれど、最悪を避け、とにかく一票託すことから始めないと、何も生まれないですね。

「政党・候補者との相性診断」をしてみました。教育は対象とされてませんでしたが、社会保障、制度改革など各テーマへ取り組むべきか否か、程度を答えることで、自分にマッチした候補者を見いだしてくれるのは、おもしろい取り組みでした。

SNSなど見ていると、アルゴリズムによる最適化で選ばれた投稿が流されてくるので、ただ眺めているけれど、一部その情報は正しいのかどうか、私はどう思うのか、確認することができているのかも、怪しいです。短い時間で切り取られた動画の中の発言が、事実かどうかあやしければ、確かめる必要があるけど、いちいち確認できずにいました。信頼できそうな方が紹介されていた、研究者の方(橋本直子さん)の投稿を追ってみたりしました。

候補者の決起集会も、オンラインで拝見できるようになりました。現場の空気や、声を直接聞けることは、候補者の人となりを現場から離れていても、感じることができます。託すかどうか、判断できます。

若い候補者の活躍、女性候補者の活躍を望みます。多種多様な人が国会に集まり、一つ一つ問題、課題を乗り越えてもらい、差別なく弱者にやさしい環境を作ってもらいたいです。そして、少子化に加え、外国人世帯が増えている今、正しい情報のもと、あるべき共存の姿を明確にする必要があると思います。外国人を受け入れをしている諸外国に学んで、日本における事情も鑑みて、時代により柔軟に修正する必要があります。

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あとがき:選挙公報や、各政党のウェブサイトなどを調べて、あるテーマでレポートを作ったり、発表したりすることが、学校での探求学習になりそうかなと思いました。でも、学校で政治、特定の政党の話をするのはタブーそうだからむずかしそう。

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