筆談からメモ談へ。時代は変っていく

暮らし

先日、電車に乗ったときのことです。私はドア側手すり近くに立っていました。昼間の時間帯、大きなスーツケースをもった外国人観光客、家族連れも多く、めいいっぱいではないけれど、混んでいました。目の前に、私と同じくらいの歳の女性がいて、次の駅についたときに、彼女がドアの方に寄られ、スマホ触っていました。そして、私の方を向いて、肩を軽くたたいて、スマホを見せてくれました。

スマホのメモアプリを使っていて、「耳が聞こえません。・・・」と書かれていました。おっと思ったのですが、続きを読むと「(周りにいる外国人が)○○人かな・・?」から始まり、周りの外国人のこと、これまでされた旅行のことなど、話しました。私は、マスク外して、声だして普通に返答、受け答えしました。私の口の動きを見られてたかな・・・。

少しの時間でしたが、会話するように、スマホを通じて耳の不自由な人と話すことができて、いい経験でした。スマホがなければ筆談でしょうけど、メモアプリの方が、入力して(書いて)、消すのも簡単な操作で便利ですね。人と話すとき、次のこと頭に思い浮かべながら、「え~っと」とか私言ったりしますが、それと同じようなタイミングで入力されてて(時間もとらないし)、自然な会話だったと思います。用件なく人に話しかけるのってちょっと勇気がいりますし、メモ談で勇気いったかもしれませんが、その方に感謝です。

「インクルーシブ」と教育の世界などで言われますが、デバイスを使って、生かしていく生活は、健常者とか関係なく、誰にとっても大事なことだと思います。メモアプリのほかに、ChatGPTもあり、外国語に翻訳してもらえるから、外国人とのコミュニケーションに広がります。いつかChatGPT使って、外国人と話をしてみたいと思います。

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