リメンバーミーから思うこと・・・

暮らし

世界で何か動きがあると、政治的に、経済的に、他の国への影響があることを実感させられます。自分の生活に、小さく影響があると、より一層実感します。

一方、私の日常は、働いて、家事して、子育て。変らない中、子どもの成長、心の変化により、私の受け方、対応も少しずつ変わってきます。反発することが増えてきました。

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前にテレビでやっていた映画「リメンバーミー」を録画して、よく見ています。この映画は家族の絆がテーマ。生きていると、自分のしたいことに突き進みたい気持ちも分からなくはないです。過去、初回を見たときは、ママココが歌でお父さんのことを思い出したクライマックスで、思わず泣いてしまいました。そこにいくつまで、最後まで、歌を歌う人がたくさんでてくるので、自分も口ずさんでしまいます。

死者の国は、とてもカラフルで、夢の世界のように描かれています。亡くなった人は骸骨の姿で、喜怒哀楽があり、人間らしく存在しています。想像上の生き物もいて、メキシカンミュージックも、情緒豊かです。

映画では、死者の国では、歌のコンテスト、電車のようなもの、コンサート、オーケストラがあり、出入国の仕事の人もいて、仕事・生活している人がいます。その職業って、生前の仕事と同じなのか、好きな職業を選べれるのか、気になります。

仏の教えで聞くところによると(あまり詳しくありませんが)、亡くなった人は、生きていた頃の性格はどんな人であっても、あの世ではいい人になって、生きている人を、心穏やかに見守っているイメージがあります。浮遊しているのでしょうか。死者の国の人たちとは対照的です。映画の世界のように、楽しく過ごせれるなら、仕事して、休んで、遊ぶ生活を望みます。

ママイメルダのように、死んでも恨み的なものを持ち続けたり、エルネストのように死んでも悪いことする人もいるということは、死者の国は、生きていた時と変らなく、周囲(環境)が変わるだけということなんでしょうか。生き様すべてを受け入れるところのようにも思えます。賞賛したり、ブーイングしたり、人間くさくて、面白いです。でも、環境だけが変わるなら、人生をやり直ししたい、リセットしたい気持ちも出てきそうな気もします。映画の中では、現世の人たちが、亡くなった人のことを思い続けてくれることが、死者の国に居続ける条件になります。若い人を大事にしないといけないですね。