人間のものづくり力と、未来のすがた

お勉強

車での事故のニュースが流れたりします。運転している人、被害に遭った人が注目されます。そして原因や、その関連することが報道されたりします。私も、どうしてそうなったんだろうと、聞くたびに考えます。

そうこうしている間に(というのでもないですが)、自動運転車両が開発されています。車のことは分からない私ですけど、ちらっとググってみると、次のことが書かれていました。

ジュネーブ条約

ジュネーブ条約はいくつかあるらしく、ジュネーブ道路交通条約という言い方もされるそう。1964年に日本はこの条約に加盟したとのこと。道路交通の安全のための国際条約について、おそらく自動車学校で触れられていたのだろうけれど、その存在に気づきませんでした。

自動運転は新しいものなので、この条約ではまだ認められておらず、改正に向けて議論が行われているとのこと。

自動運転のレベル分け

未来の世界にはあるんだろうなと思っていた自動運転。実際の車に自動設定がつけられ始めています。その自動運転が段階分けされていたことも知りませんでした。簡単にまとめると、下記の通りです。

レベル名称運転主体走行領域
0運転自動化なし適用外
1運転支援限定的
2部分運転自動化限定的
3条件付運転自動化システム限定的
4高度運転自動化システム限定的
5完全運転自動化システム限定なし
自動運転のレベル分け(参考:JSAE「運転自動化レベルノ概要」)

CMで「自動ブレーキ」とか言われているのは、レベル1なんですね。

自動運転を開発する人、条約、制度をつくる人、運転する人、取り締まる人、関係のない人(歩行者、自転車等に乗っている人)、どの人にも、有効なものでないといけないですよね。

これからどうなるんだろう・・・。

上記の表のレベル0である運転している人の操作の誤り、気づきの遅れなどで事故が発生することがあります。実際にレベル0と、他のレベルの車が共に走っているときに、自動運転の判断力が誤ることもあるだろうに・・・と想像してしまいます。

自動運転側の人は、レベルによっては運転者は運転状況から目を離すこともできるものもあるとか。運転する人が、そばを通る車の運転者に手で合図したり、軽いクラクションや、ライトつけたりすることを、自動運転でもしてくれるのでしょうか・・・。いったいどこに目がついているんでしょうか(初歩的な質問)。歩行者からも、運転者と目があったりすることもあるだろうし、そういう時に、運転席にいる人がスマホ見てたら、自動運転任せになっていたら、歩行者の私は、不安で仕方ないです。自動車は何をみて判断するのか、周りとコミュニケーションとれるのだろうか、不思議です。開発する人は、制度をつくる人は、そこも考えているんだろうと思いますが。

事故が起こるとき、スピードが出たりするケースもあるけれど、ブレーキをかけるのは人間が早いか、自動運転が早いか、次の判断をする早さ、その対応方法も自動運転の場合はどんなんだろうか。人間は誤りをおこすこともあるけれど、自動運転も誤りを起こしたら同等の責任はあることだし、何か起こってからの責任はいったいどこに、どのくらいあるのだろうかと思ってしまいます。

自動車の技術の向上により、交通事故が過去に比べて少なくなってきた背景はあります。更なる向上で自動運転が可能になった時には、私のような運転技術が不安な人は、自動運転に任せれば、移動が簡単になることも想像できるけれど、事故はもっと減るのでしょうか。今回は、無知な私がちょこっと調べたまでを書いて、浅いです。本当はもっと深く調べるべきですけど、これからも自動運転の動きを注目していきたいと思います。