運転の荒い人って・・・

お勉強

私はペーパードライバーです。ある本を読んで思った感想です。

それは「交通心理学」(著:蓮花一巳 向井希宏)という本で、主に車を運転する人を中心とした、交通安全についてや、交通事故を引き起こす要因などが書かれています。

どの項も為になる内容ですが、一つ挙げるとすると、ハザードとリスクの違いです。

ハザードやリスクと聞くと、大雑把に危険とか、危険に関係することと思っていたのですが、それぞれの意味は下記の通りです。

ハザード:損害発生を高める条件

リスク:損害発生の可能性

交通事故などの損害発生を起こす条件を予測し、発見し、理解するためには、教育や運転経験を積むことで、何が危ないのか理解がすすみ、成績が向上するとのことです。

そして、危ない行動をする(リスクテイキング行動)をとるのは、その人のパーソナリティ、運転態度が悪い、渋滞や混雑した道路のように交通状況、運転課題にリスク促進要因が存在する場合もあるそうです。

家族や、パートナーの運転が危なっかしい場合、皆さんどのような対処していますか。最初は、「危ないから、もう少し安全運転して」など言うと思いますが、言っても聞いてもらえない場合、出かけるのがためらわれます。でも車で移動しなければならない場合、困りますね。本当に。そばで言い続けると、本人を余計イライラさせることになったりもします。

上記のハザードとリスクを考えてみると、事故が起こりそうな条件を予測できているのかな・・・、自ら危険な運転になっているよね・・・と思います。

免許取得時だけでなく、免許更新時にもいろいろ危険運転等の教育はされているけれど、自分ではない人にハザード・リスクを理解して運転してもらう具体的な方法は・・・まだ見つからないです。